人間は弱いままでいいんです、人間は自分を強いと思い込むと他人の痛みに鈍感になり、たちまち他人を攻撃します。by いかりや長介
メンタルは強弱ではなく、いかにコントロールできるかに着目した方がうまくいく。 by ダルビッシュ有
自分はアスリートですが、弱い部分が多いです、弱さを克服するために体幹トレーニングやヨガを始めました。 by 長友佑都
人は皆弱い生き物です。どんなに屈強なアスリートでもいずれは老い、病に付し、やがて土に帰ります。
それだけに物事を強弱や勝負けだけで判断することは、原始時代に獲物を取り合っていた人類、または弱肉強食である動物と同じであると言えるでしょう。
人には理性と教養があります。 そしてそれらを有効に扱うためには、まず自分の弱さを認めなければなりません。
弱さを認めるためには、自分の強み、弱みを客観的に理解する必要があります。
また強みは強がることとは全く意味が違います。
強みとは経験を重ねて自分に蓄積されたのちに、自信に代わるものです。
強がりは弱さを受け入れることができずに自身の成長を止める原因となります。
またそれは多くの場合、傲慢や見栄、虚栄心が発端となることが多いです。
結果的には他人から認められず、孤独に陥ります。
またその悪循環から抜け出せなくなると、酒やギャンブル、夜遊びに依存し、心身を蝕んで行くのです。これらに依存し、脳の認知能力が低下すると周囲との軋轢と人間関係の崩壊を最悪の場合招く可能性があります。
一方で、弱さを認め、自分の強みを生かすために努力した人は、謙虚さを兼ね備えた素晴らしい人格を得て成功へのきっかけを手にするでしょう。
ドジャースの大谷選手がいい例です。彼はプライベートで私欲に溺れることなく、若い頃から自分の弱さも含めて強みに変えてきました。
知人から頂いたオフショットを掲載します。
私たち介護職員はクライアントを支え合うことを通して弱さを補っていく存在になれればいいと思います。