どこかで聞いたことあるようなフレーズですね。
日本という社会に暮らしてまもなく半世紀が近づき、社会に対して物申したいシチュエーションは増えつつあります。
日本社会は軍国主義の大きな影響を受けたことが様々な文献より確認できます。
我が国は長年、右向け右、左向け左、前に習えが文化となり、規範となってきました。
また集団の中にある同調圧力、あの人もやっているから私もやらなきゃ、出る釘は打つ、徹底的に批判する、潰されて終わるという負のループ、隠蔽体質、秘密主義、個性の否定、事なかれ主義、自己保身など社会に蔓延る悪い体質です。
これは官僚制社会としては機能するやり方だったかもしれません。
お上の言うことが絶対である時代の話です。
しかしどうでしょう、お上が正しいと思ってブラック企業の悪代官のような上司に振り回されて、自分のお金と時間を搾取される、これは未だにたくさん日本社会にあります。
鉄のトライアングル、今の政治的な構造も一部の大企業およびステークホルダーだけが得する偏った構造になっています。
日々私たちは暮らしの中で税というたくみなシステムにより搾取されています。
私たち日本社会はすでに個という自分を捨てなければいけない、馬鹿なお上についていかなければならない、愛国心も主体性もなく、毎日他人の目を伺って、目の前にある支払いに追われて、家族すら持てない、子供すら作ろうと思えない社会に成り下がりました。
生まれてくる子供達も環境破壊が進んだ場所で、少ない資源の中生活を余儀なくされるでしょう。さらに今の日本のままではその環境で自分の個性も認められることなく経済という波に揉まれて、いつしか笑えない大人に成長します。休日に仕事の愚痴だけを肴に酒を呑む、そんな時代をいつまで続けるのか、高度成長期より変わっていない悪しき風習です。
人間は元来咲くべき場所で咲くように、人生を謳歌できる生き物のはずです。