現代社会では様々な価値観が多様化しており、共存が求められる時代が加速しています。国籍、性別、人種、障害の有無、年齢、LGBTQなどで差別のない世界が理想です。しかしパレスチナ問題、ウクライナの戦争などでは、分断に終わりが見えない地域もあります。一方で環境汚染、地球温暖化、食糧不足など将来懸念される問題も山積みです。移民を排他的に扱うアメリカンファースト、自国優先主義を目指すトランプはもし大統領となれば、人種による分断が加速する可能性もあります。
お互いが理解しあうということは、家庭においても、世界においても人間どうしの永遠のテーマかもしれません。しかし共存していくためには、互いの国境を越えて違いを認め合い、地球単位で襲ってくる脅威に協力して立ち向かわなければならないはずです。そのためには生活においてもインクルーシブな環境をつくっていく必要があります。私には関係ないと思っている大人たちは子どもたちの将来のためにもその実現のために個々に一歩踏み出していく時期が来ているのです。