日々身体障害の方の介護をする中で、できるだけ利用者様の痛みを理解に務めているつもりです。
しかし、人の痛みを理解することは難しくやはり同じような境遇にならないと分からないことが多いと感じます利用者様もそう思うはずです、皆さん口にはしませんが、あなたに何が分かるんですかと感じることもあると思います。
私も20才の時にバイク事故に遇い、大腿骨幹部骨折により右足が3センチ以上短くなる重症を負いました。
金属で大腿骨を補強しましたが、膝の神経が一部麻痺したことや筋肉量バランスが崩れたことが、後遺症となりました。
22年経った今もリハビリとトレーニング続けています。何もしないと身体の軸のズレから腰痛や頭痛を巻き起こしたり痺れが来ることもあります。
障害者認定までは至らず、自費でリハビリ治療を行ってきたため、治療代も数百万はかかりました。
この経験から少しは不自由な身体や痛みと向き合うことに理解が持てるようにはなったつもりです。
しかし、同時に老化が進みます、これは万人に与えられた宿命ではあります。
その後頚椎症と診断され、首の痛みとの付き合いが始まりリハビリ箇所が増えました。
さらにその後、車の全損事故にて首を挫傷しました。(年配の方から、停車中にノンブレーキで突っ込まれる、さらに相手は無保険)まさに踏んだり蹴ったりです笑
それでも痛みと向き合って行くしかありません。
今は腕利きの治療者のもと体調をキープしています。
自分の痛みと向き合いながら、利用者様の痛みにも向き合って行きます。